Mirai Lab.賃貸経営の未来を作るコラム

大家さんの意外な悩みとなる雑草について!賃貸物件での雑草対策は何をすれば良い?

賃貸経営を行っている大家さんを悩ませる問題の一つに、雑草問題があります。もちろん、雑草問題は、戸建て住宅などにおいても悩みの種となってしまう場合があるのですが、賃貸物件では、賃料を頂いている限り、賃貸人は「賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う」と民法で定められているため、雑草の管理をより慎重に行わなければいけないのです。

皆さんもご存知のように、雑草は非常に強い生命力を持っていることから、草取りを行ったとしてもすぐに生えてきてしまいます。しかし、「どうせ生えてくるから…」と雑草の管理を怠ってしまうと、賃貸物件の周りで雑草が伸び放題になってしまい、物件の景観を壊してしまったり、害虫や害獣の住処になって賃借人に迷惑がかかってしまうリスクが生じます。そのため、賃貸物件の印象が悪くなってしまうことで、新たな入居者が決まらない…、退去者が続出する…などと言った問題に発展し、賃貸経営自体に影を落としてしまうリスクがあるのです。
そこでこの記事では、賃貸経営者がおさえておきたい、賃貸物件周りの雑草対策について解説していきます。

雑草の放置は賃貸経営の危機を招くかも

 

それではまず、賃貸物件において雑草管理をせずにいた場合、どういった問題が生じてしまうのかについてご紹介していきましょう。冒頭でご紹介したように、雑草は非常に生命力が強いことから、舗装などをしていない場所になると、草取りをしても1カ月たてば雑草が復活してくる…なんてことも珍しくありません。特に夏場などになると、どんどん草が伸びてしまいますので、気温の問題などのことを考えると大家さん自身で雑草管理を行うことはなかなか難しい物でしょう。ただ、そうはいっても、専門業者に依頼するとなれば、それなりのコストがかかってしまうことになり、賃貸経営を圧迫されてしまうケースもあります。

こういったこともあり、賃貸オーナ様の中には「雑草は人体に悪影響があるわけではないし、放置してしまおう!」「雑草が気になるなら入居者が処理するだろう!」などと考えてしまう方がいるのです。はっきり言っておきますが、こういった対処をしてしまうと、結果的に自分の首を絞めてしまう結果になると考えておきましょう。適切な雑草管理をしなければ、以下のような問題を引き起こしてしまう可能性があります。

  • 物件の景観が悪くなる
    当たり前のことですが、敷地内に雑草が生え放題になってしまうと、物件全体の景観を壊してしまうことになります。どれだけ内装を綺麗にしたとしても、建物の外観イメージが雑草に壊されてしまうので、新たな入居者が決まりにくくなるでしょう。物件の内覧に来れば、建物周りの確認も行いますし、「内装は綺麗でも雑草だらけだし、管理がテキトーなのでは…」などと考えられてしまい、入居が決まりにくくなります。当然、最終的に空室が増え、賃貸経営に影を落とすでしょう。
  • 害虫問題に発展
    雑草が増えたとしても、人体に直接的な悪影響はないと考えてしまう人がいます。しかし、雑草が原因となり、入居者が生活しづらくなるのは間違いないです。雑草が増えれば、それだけ虫が隠れる場所が増えることを意味しますので、賃貸物件で害虫問題が発生してしまう可能性が高いです。そして、虫の中には、ムカデや蜂など、人にとって危険なものもいますので、最終的に入居者を危険に晒してしまいます。害虫問題は、退去原因になるので、最終的に空室に悩んでしまうことになるでしょう。

このように、賃貸物件での雑草の放置は、新規入居希望者にも既存入居者にも悪影響を与える問題となり、賃貸経営そのものを危機にさらしてしまうリスクがあると考えなければいけません。実際に、現在「うちの物件は好条件なのになぜ空室が?」と悩んでいるのであれば、伸び放題の雑草が原因のひとつになっているかもしれませんよ!

以下で、賃貸物件における雑草管理について解説していきます。

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既に生えている雑草の対策

 

賃貸物件で雑草対策を考える場合、「既に生えている雑草をどうするのか?」と「生えてこないようにするためにどうするのか?」という二つの視点が存在します。まず、既に生えてしまっている雑草の管理をご紹介しておきます。

対策① 除草剤を使う

 

既に繁殖してしまっている雑草対策として、最も手軽なのが「除草剤をまく」と言うものです。除草剤は、ホームセンターなどに行けば、簡単に入りますし、まくだけで広範囲の雑草を除草することができますので手間も少ないです。なお、液体タイプと粉末タイプがあり、即効性が欲しいのであれば液体タイプの方が良いとされます。ただ、液体タイプは持続性が高くない点がデメリットです。

賃貸物件での雑草対策に除草剤を利用する注意点としては、除草剤をまいてしまうと、しばらくの間は薬剤が土の中に残ってしまうという点です。例えば、ファミリータイプの物件やペット可にしている場合、お子様やペットの口に薬剤が入ってしまい、健康被害を引き起こしてしまう恐れがあります。したがって、入居者なども立ち入れる場所に関しては除草剤を利用するのを控えた方が良いかもしれません。

対策② 地道に手作業で除草する

 

お子様や小動物への危険を考えた場合、地道に手作業で草取りをするのが最も安全です。雨が降った日の後などであれば、土が柔らかくなっていますので、人力でも意外に簡単に草取りができるでしょう。なお、草取りを行う時には、なるべく根っこから引き抜くようにしましょう。

ただ、この対策に関しては、敷地面積が狭ければ可能な対策と言えるのですが、作業範囲が広くなると、なかなか難しい面があります。上述したように、雑草は抜いてもすぐに生えてきてしまいますので、小まめに草取りをする必要があります。そのため、頻繁に草取りをしなければならない…なんて場合、負担が非常に大きくなってしまいます。

対策③ 専用の機械を購入する

 

最近では、除草用の機械もホームセンターなどで購入することができます。したがって、「手作業では難しいぐらいの広さがある…」「人力では引き抜けないほど雑草が伸びている…」と言う場合、芝刈り機のような機械を購入し、それを利用して除草すると良いでしょう。

なお、草刈り機にもさまざまな種類が存在しているので、その辺りは注意しましょう。価格に関しても、1万円程度で購入できる安価ものもあれば、5万円以上する本格的な機械まで存在します。草取りをしなければならない面積などに見合った機械を用意し、定期的に除草すると良いでしょう。草刈り機を使う際は、それなりの騒音が生じる点と、使用する草刈り機によっては『刃』がついていることから取り扱いに注意しなければならないものがある点をお忘れなく。

今後雑草が生えてこないようにするには?

 

既に雑草が生えている場合、上記のような方法で雑草の処理を行いましょう。そして、賃貸物件オーナー様に考えておいてほしいのが、「放置すればいずれ雑草が生えてくる」ことから、除草した後に「今後雑草が生えなくするためには?」と言う対策を検討しておくべきだということです。

上述しているように、雑草は非常に生命力が高いので、何もしなければすぐに伸びてきてしまいます。したがって、何度も除草しなくてもよくなるような対策を施すべきと考えられるでしょう。ここでは、いくつかの対策をご紹介しておきます。

対策① 持続力のある除草剤を定期的にまく

 

今後生えてくる雑草対策でも有効なのが除草剤です。上述しているように、除草剤にも種類が存在していて、粒剤タイプの除草剤はその効果が長続きするので非常に便利です。粒剤タイプの除草剤をまけば、土の奥深くまで除草成分が浸透していき、根っこから草を枯らす効果があります。そして、持続力が半年近く続くものがあるので、春先にまいておけば、夏場も効果が持続するので、炎天下の中で草取りをするなんてことをしなくて良くなります。

ホームセンターなどで安く購入できますので、定期的に除草剤をまいておくというのはオススメです。ただ、お子様やペットが口にすると危険ですので、子供やペットなどが立ち入る可能性がある場所にはあまりオススメできません。

対策② 防草シート+敷材

 

二つ目は、除草シートと敷材を組み合わせて使用するという対策です。敷材は、人工芝や砂利などを指すのですが、単独で使用した場合、隙間から雑草が生えてきてしまいます。そこで、雑草対策として考える場合には、除草シートを組み合わせて使用するのがオススメです。

除草シートは、黒いレジャーシートのような物で、日光を遮ることで雑草が生えにくい、成長しにくい環境にするアイテムです。このシートを先に敷き、その上から敷材を施工していけば、物件の景観を壊すことなく雑草対策が可能です。なお、除草シートは、製品によって価格がかなり異なるのですが、可能であれば高品質なものを選ぶのがオススメです。中には5000円程度で購入できる安価なタイプがあるのですが、安価なものは破れやすいので除草効果が低くなります。

対策③ コンクリートや防草砂舗装

 

次は、物件の周りの雑草が生えてきてほしくない場所をコンクリートなどで舗装するという方法です。コンクリート舗装に関しては、専門業者に依頼しないといけませんし、それなりのコストがかかってしまうのを覚悟しておきましょう。

ただ、最近では、ホームセンターなどに『防草砂』と呼ばれる舗装材が販売されています。これは、土とセメントを混ぜた製品で、草が生えてほしくない場所に敷き詰め、上から散水するだけで草が生えてこなくなるという舗装材です。コンクリートだと殺風景になるので、「土の温かみがある景観にしたい」と言う場合は、こちらの防草砂を利用すると良いでしょう。

対策④ 景観対策も合わせて行いたい場合

 

物件周りの景観を良くすることも考えると、除草したい場所に低木類を植える、ウッドデッキなどを設置するという方法もあります。どちらの方法も、日光を遮ることができるようになるので、雑草が伸び放題になって景観を壊す…なんてことを防いでくれます。

ただ、こういった方法になると、取り入れるのにそれなりのコストがかかりますし、維持費も覚悟しておかなければいけません。例えば、低木類も植物ですので、放置していれば景観を壊す原因になってしまうことでしょう。ウッドデッキも、定期的に塗装などをしないといけませんし、コスト面に関しては、決して無視できない対策だと考えておきましょう。

まとめ

 

今回は、賃貸物件オーナー様の悩みになってしまうことが多い、賃貸物件周りの雑草対策について解説してきました。雑草は、正直どこにでも生えてしまうものですので、多少であれば仕方ない…と考えてしまう方が多いかもしれません。しかし、賃貸物件にとって、雑草と言うのは、建物の景観を壊してしまう原因になったり、害虫や害獣の住処になり、入居者に悪影響が生じてしまうことも珍しくない、非常に悩ましいものなのです。

そして、雑草は、きちんと雑草取りを行ってもすぐに新しいものが生えてきてしまいますので、管理するのも一苦労です。したがって、賃貸物件での雑草対策を考えた場合、「伸びた雑草をどうやって刈り取るのか?」を考えるのではなく、「今後生えなくするには?」と言う視点で物事を考えるのがオススメですよ!

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執筆スタッフ株式会社アイ・ディー・シー広報

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